「まるで別人」監督交代後に覚醒したラフィーニャを現地紙が称賛!「今やバルサの最重要戦力に」


ラ・リーガ第8節を終えて、7勝1敗と好調なスタートを切ったバルセロナ。チャンピオンズリーグ(CL)では初戦のモナコ戦で敗れたものの、10月1日のヤングボーイズ戦で5-0と圧勝し、勢いを取り戻しています。
今シーズン特に目覚ましい活躍を見せているのが、27歳のブラジル代表FWラフィーニャです。彼はラ・リーガで8試合に出場し、5ゴール2アシストを記録。さらに、ヤングボーイズ戦でも1ゴール1アシストの活躍を見せ、チームの勝利に大きく貢献しました。
数字以外でも、ハンジ・フリック新監督が導入したハイプレス&ハイインテンシティー戦術の中で、攻守にわたる絶大な存在感を発揮しています。無尽蔵のスタミナを駆使し、90分間全力でプレッシングを行い、攻撃では前線への飛び出しや中盤でのサポート役もこなすなど、多彩なプレーを見せています。
昨シーズンとは別人のようなパフォーマンス
スペイン紙『アス』は10月2日、ラフィーニャの活躍について「昨シーズンまでとはまるで別人だ」と評価。バルサ加入1年目は10ゴール12アシスト、続くシーズンも10ゴール13アシストと結果を残しながらも、シャビ前監督やファンから十分な評価を得られなかった彼ですが、今シーズンは一変。フリック監督のもとで覚醒し、右ウイングだけでなく、左ウイングやトップ下でも圧倒的なパフォーマンスを披露しています。
チームの中心的存在に
現在、ラフィーニャはラミネ・ヤマル、ロベルト・レバンドフスキ、ペドリと並ぶバルサの最重要戦力のひとりと見なされており、フリックのバルセロナにおいて欠かせない存在となっています。さらに、チームメイトからの信頼も厚く、選手間投票で第4キャプテンに選ばれ、リーダーシップも発揮しています。
10月には、CLのバイエルン戦(23日)やラ・リーガのレアル・マドリード戦(26日)といった重要なビッグマッチが控えており、ラフィーニャがその場でどのような輝きを見せるのかが、今シーズンの行方を左右する大きなカギとなりそうです。