【陸上】パリ五輪代表・福部真子が「菊池病」を告白 高熱に苦しむも練習再開 「失ったものは取り戻す」

菊池病は、発熱と頸部(首)のリンパ節の腫れという、良性のリンパ節炎を特徴とする原因不明の病気です。主に東洋人、特に20~30代の女性に多く見られます。この病気は通常1ヵ月から1年で自然に回復するとされていますが、特効薬はなく、症状を和らげる治療が行われ、経過観察が必要です。
10月中旬、患者は「首のリンパが触れるだけで痛み、枕や他の物が当たると激痛が走る」と感じ、リンパに腫れを感じ始めました。かかりつけ医を受診し、血液検査を行ったものの異常は見つかりませんでした。10月28日には29歳の誕生日を迎えましたが、その間も闘病生活を送っていました。11月上旬には「地獄の日々」と表現し、39度の高熱が断続的に襲い、精密検査の結果、「おそらく菊池病」と診断されました。
激しい寒気に襲われ、どれだけ暖かくしても「震えるような寒さ」を感じ、鎮痛剤が効き目を失うと再び高熱が出るという状況でした。また、「手指や手首に神経痛のような痛みが走り、動かすと痛い」とも感じたとのことです。
11月19日に正式な診断結果が下り、ステロイド治療の提案がありました。ドーピング検査の影響もありましたが、「もう耐えられない」と感じ、治療目的でステロイドを服用することにしました。その結果、4日後にようやく平熱に戻り、その後2日経って体温が安定したため、トレーニングを再開したと報告しています。「体重が3キロ減り、お尻とハムストリングスもほとんどなくなった」とし、ジョギングをした際には「膝が割れるような痛み」があったとも言っています。さらに、以前苦しんでいた偏頭痛も再発しました。「現在も治療中で、発熱以外にも耳鳴り、目眩、関節痛があり、完全には回復していない」と述べています。
この状況を公表するか迷ったものの、ネット上の体験談が心の支えになったことから、「この投稿が誰かの役に立てば」と思い、公開を決意したといいます。
福部選手は、普段の笑顔とともに、コーチや仲間とトレーニングしている写真を添え、「失ったものは必ず取り返す」と力強い言葉で締めくくっています。