スタジアム騒然武藤嘉紀の関川郁万へのブロックに鈴木優磨が激怒 VARが介入

J1リーグ第15節 鹿島アントラーズ対ヴィッセル神戸（2024年5月19日、県立カシマサッカースタジアム）

J1リーグ15節、鹿島アントラーズとヴィッセル神戸の上位対決は、互いに譲らない白熱した戦いが続いた。試合中、危険なプレーが発生し、スタジアムが騒然となる場面があった。

試合が動いたのは52分。鹿島の関川郁万が敵陣のルーズボールにスピードを上げてマイボールにしようとした際、神戸の武藤嘉紀が体を張って阻止しようとした。この際、武藤が肘を突き出すような形で関川をブロックしたため、主審の清水勇人氏は即座に武藤にイエローカードを提示した。

このプレーに対し、鹿島の鈴木優磨が激しく抗議し、神戸のDFマテウス・トゥーレルが鈴木を止めに入るなど、場内は一時騒然となった。

VARが介入し、「退場の可能性」としてこのプレーを再チェックしたが、肘が関川の頭部に当たっていないことなどから、主審の判定が支持され、イエローカードのまま試合は再開された。

両チームのファンはこの判定に納得せず、試合はその後も緊張感のある展開が続いた。首位を走る神戸に対し、ホームの鹿島は3ポイント差の3位で追いかけている中での激しい攻防は、さらにヒートアップした。

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