トニ・クロース、引退発表 – 驚異の“パス成功マップ”に海外が驚愕

スペイン1部レアル・マドリードに所属するドイツ代表MFトニ・クロースは、5月21日に自身の公式SNSでEURO2024をもって現役を引退すると発表しました。クロースは、その正確なパスで一時代を築いた稀代の名パサーとして知られています。

クロースは2007年にドイツ1部バイエルン・ミュンヘンでプロデビューし、レバークーゼンでのレンタル移籍を経て2014年夏からレアル・マドリードに在籍。UEFAチャンピオンズリーグ（CL）3連覇やラ・リーガ優勝5回など、多くの栄光をクラブにもたらしました。

引退発表に際して、クロースは「このエキサイティングで成功にあふれた10年を私は決して忘れません」と感謝の意を表しました。

クロースの代名詞と言えば、“精密機械”と称される正確なパス。ラ・リーガとスペインサッカーの分析に特化した海外メディア「La Pausa」は、クロースがラ・リーガで成功させた2万672本のパス（成功率94％）を可視化した画像を公開しました。パス成功率が94％という驚異的な数字のため、マップはほぼ赤一色で覆われています。

この“パス成功マップ”に対し、ファンからは「文字通り芸術」「神だ」「史上最高レベル」「クロース以外ありえない」といった驚嘆の声が寄せられています。クロースがラ・リーガのピッチに立つのは、5月25日の第38節ベティス戦が最後。彼の最後の雄姿に注目が集まります。

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