モナコで復活した理由を語る南野拓実「リバプール時代は出場機会が少なかった」

モナコで復活した理由を語る南野拓実「リバプール時代は出場機会が少なかった」

サッカー日本代表のMF南野拓実（29歳、モナコ所属）が今シーズン復活を果たした理由を語りました。

南野は今シーズン、リーグ戦で9ゴール6アシストを記録し、チームを来季の欧州チャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得に導きました。フランス紙「レキップ」のベストイレブンにも選ばれ、その存在感を示しました。

プレミアリーグのリバプールでは出場機会に恵まれず、昨シーズンモナコに加入したものの、最初の年は苦戦しました。しかし、今シーズンは素晴らしい成績を残しました。9日の練習後の取材で南野は「このシーズンを通じて、最もチームに貢献できたと感じている」と語り、その理由を明かしました。

「昨シーズンうまくいかなかった時期

でも、続けて積み重ねたトレーニングと、自分を信じて改善していったことが今シーズン実を結びました」と南野は語り、具体的なトレーニング内容を詳しく説明しました。

「リバプール時代は出場機会が少なく、常に最高のコンディションでプレーすることができませんでした。しかし、モナコの厳しいトレーニングを通じて、体力とスピードを高めるために重い負荷をかけたトレーニングや、長距離のスプリントを何本もこなすトレーニングを行いました。モナコのフィジカルコーチと共に、高強度ランニングを重視し、試合で良い結果を出すために努力しました」と語りました。

また、高強度ランニングについては「25～30キロの速度でランニングし、走行距離が約800メートルに達します。グラフで見ると、非常に高い数値を出している人は赤色で示されますが、私の数値は常に赤色です」と、自身がトップレベルの選手であることを強調しました。

リバプールでの苦難を乗り越え、モナコでのトレーニングを通じて復活した南野拓実。彼の努力と成長は、来シーズンのさらなる活躍を期待させます。

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