ロコ・ソラーレの石崎琴美、突然の脱退:背景にあるチーム事情とは?

japansportsbet.com

カーリング女子日本代表として2022年北京オリンピックで銀メダルを獲得したロコ・ソラーレ。2024年5月22日、フィフス(リザーブ)を務めていた石崎琴美(45)がチームを離脱することが公式サイトで発表されました。

石崎はコメントで、「ロコのフィフスとして4人と一緒にカーリングと向き合ってきたこの数年は、人生の中でも忘れられない、かけがえのない日々でした。これからも何かしらの形でカーリングに関わっていけたらと思っています」と述べました。

突然の脱退、その理由は?

なぜ、これまでチームに貢献してきた石崎が突如ロコ・ソラーレを離れることになったのでしょうか。NEWSポストセブンの取材により、チームを取り巻く切実な事情が浮かび上がりました。

「ロコ・ソラーレは、2018年平昌オリンピック後に精神的支柱だった本橋麻里が選手活動を休養。その後は4人で戦い続けましたが、2019年の日本カーリング選手権で優勝を逃すなど苦戦しました。その際、経験豊富な石崎がフィフスとして加わりました」(スポーツ紙記者)

チームの遠征費用と石崎の役割

ウィンタースポーツ関係者は、石崎の脱退の理由として、チームの遠征費用を抑える必要があったことを挙げています。カーリングのチームは5人まで登録できますが、試合に出場できるのは4人までです。石崎が務めるフィフスは、チームにとって重要な役割を担っていますが、国際大会に出場できない現状では、通常の試合でフィフスがいなくても問題がない場合もあります。そのため、予算との兼ね合いで今シーズンは4人体制で挑むことが決定されました。

「昨年の秋からすでに4人体制の兆候がありました。昨年10月に行われた『グランドスラム(ツアーチャレンジ)』では、鈴木夕湖が腰を痛めて欠場しましたが、そのときも石崎を加えずに3人で試合に臨みました。プレーをしない選手をこのままチームに留めておくことはできないと考えたのでしょう。石崎とロコ・ソラーレ、双方にとっていいタイミングだったと思います」(関係者)

石崎琴美の今後

石崎の脱退には、チームとしての予算の問題が関係していることについて所属事務所に問い合わせると、「チームとして検討した上での方針のため、ご質問の内容は事実とは異なります」と回答しました。

約4年ぶりに4人体制となったロコ・ソラーレ。再び日本代表に返り咲き、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックへの出場権を手にしたとき、石崎琴美が再びチームに戻る日が来るかもしれません。

日本TOPスポーツBET
スポべマスター
スポべマスター
極秘スポーツベット協会
スポーツBETの配当知識やスポーツ系BETのジャーナリストとして活動しています。健全にスポーツBETを楽しみ利益を出せる方法など研究しています。
記事URLをコピーしました