伊藤洋輝、ミラン移籍の可能性浮上 – 年俸8.5億円がネックか

ブンデスリーガのVfBシュツットガルトに所属する日本代表DF伊藤洋輝に今夏の移籍の可能性が浮上しています。プレミアリーグからの関心が報じられる中、ミランも伊藤の獲得を検討しているとのことです。

イタリア紙『トゥットスポルト』は5月23日にミランの補強プランを特集し、FWオリビエ・ジルーの代役確保を目指してシュツットガルトと交渉中のFWセール・ギラシに加え、伊藤の名前も交渉のテーブルに乗っていると報じました。しかし、伊藤は年俸500万ユーロ（約8億5000万円）を求めており、これがミランにとってハードルが高いと指摘しています。

過去にセリエAでプレーした日本人選手として、中田英寿、中村俊輔、本田圭佑、長友佑都（現FC東京）などがいますが、現在ラツィオに在籍するMF鎌田大地も含め、日本人選手がセリエAで成功するのは難しいとの見方もあります。ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズ所属の日本代表DF町田浩樹も「セリエAで日本人選手はそこまで成功していないですね」と私見を述べています。

伊藤は昨年夏にオランダ1部アヤックスへの移籍が破談となり、その後シュツットガルトと契約延長し、2027年6月までの複数年契約を結んでいますが、契約解除条項として3000万ユーロ（約48億円）が設定されている可能性があります。

シュツットガルトの地元紙『シュトゥットガルター・ツァイトゥング』は、プレミアリーグからの関心も報じており、バイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムントも伊藤に興味を持っていると伝えています。また、シュツットガルトの厳しい財政事情も背景にあり、今後の伊藤の去就に注目が集まります。

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