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佐々木朗希、ポスティング制度を利用して大リーグ移籍交渉開始へ

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佐々木朗希投手が所属するロッテは、11月にポスティングシステムを利用した大リーグ移籍を許可することを発表し、その申請手続きを進めていました。大リーグ機構は9日、ロッテからの申請を受理し、全30球団に対して佐々木投手が契約可能な選手として通知しました。

ポスティングシステムを通じて、大リーグ球団が交渉できる期間は45日間となり、交渉は日本時間の10日午後10時から解禁され、期限は来年1月24日の午前7時までに設定されています。

23歳の佐々木投手は、3年目の2022年に史上最年少で完全試合を達成したほか、昨年はプロ野球で日本選手最速に並ぶ165キロを記録。今年は自身初の二桁勝利となる10勝を挙げました。プロ野球では通算29勝15敗、防御率2.10という成績を残しているものの、ケガの影響などで規定投球回数を達成したことはありません。

しかし、彼の160キロを超える速球や鋭いスプリットは「世界で最も才能のある投手の一人」と高く評価されています。さらに、25歳未満であるため、マイナー契約からのスタートとなり、契約金や年俸には制限があることから、各球団による激しい争奪戦が予想されています。

大リーグ機構のマンフレッドコミッショナーは、佐々木投手の契約は来年1月15日以降に締結される見通しだと述べており、佐々木投手の去就は注目を集めています。

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