佐々木朗希、週明けにメジャー球団と交渉開始へ　ポスティング申請を正式に実施　米メディア報道「低価格」「争奪戦加熱」　ドジャースとパドレスが有力候補

ロッテの佐々木朗希投手（23）は、ポスティングシステムを利用して大リーグへの移籍を目指していますが、米スポーツメディア「ESPN」は7日（日本時間8日）、来週初めにポスティング申請が行われ、10日（同11日）からメジャーリーグの球団との交渉が開始される予定だと報じました。

移籍先候補としては、大谷翔平選手や山本由伸投手が所属するロサンゼルス・ドジャースや、ダルビッシュ有選手、松井裕樹投手のサンディエゴ・パドレスが挙げられています。また、佐々木投手を獲得しようとするチームには、鈴木誠也選手と今永昇太投手がいるシカゴ・カブス、千賀滉大投手がいるニューヨーク・メッツ、テキサス・レンジャーズ、サンフランシスコ・ジャイアンツなども含まれていると伝えられています。

ポスティングシステムの現行ルールによると、25歳未満またはプロ経験が6年未満の海外選手はマイナー契約を結び、契約金は国際ボーナスプールの上限内で制限されます。また、メジャーリーグ昇格後の最低保証年俸は76万ドル（約1億2000万円）であり、夢の実現を応援する声もある一方で、「あと2年待てば」といった意見もあり、今オフのポスティング移籍は注目を集めています。

ESPNの報道によると、米大リーグの30球団の幹部や代理人らが集まるウインターミーティング期間中の10日から、45日間にわたって交渉が解禁されます。契約の合意は、来年1月15日以降になる見込みです。この日以降、各球団のボーナスプールがリセットされるため、佐々木投手の獲得競争がさらに激化すると予想されています。ボーナスプールの最高額は約750万ドル（約11億2500万円）、最低額は約510万ドル（約7億6500万円）で、チームはプール金の60％を追加でトレードできるとされています。

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