元日本ハム・上沢直之、ソフトバンクが「獲得調査」か ファンの反応は賛否両論

昨オフに日本ハムからポスティングシステムを利用しメジャーリーグへ挑戦した上沢直之投手が、今オフにフリーエージェント(FA)となり、日本球界復帰の可能性が注目を集めています。ソフトバンクが「獲得調査」を進めているという報道を受け、ファンの間ではさまざまな意見が飛び交っています。
メジャーでの挑戦と苦戦
上沢は昨オフ、ポスティングシステムを通じてタンパベイ・レイズとマイナー契約を結び、その後、ボストン・レッドソックスへトレード移籍しました。5月にはメジャー初登板を果たしましたが、2試合の登板にとどまり、マイナーへ降格。その後は3Aウースターでプレーを続けましたが、大リーグでは勝ち星を挙げることができず、今オフにFAとなりました。
一方で、日本ハム在籍時にはエースとして通算70勝を挙げるなど、安定した成績を残してきた上沢。日本球界での実績は高く評価されています。
ソフトバンクの「獲得調査」とファンの声
複数のスポーツ紙によれば、ソフトバンクはロッテにFA移籍した石川柊太投手の穴を埋めるべく、上沢に期待を寄せているとのこと。この報道に対し、ネット上では賛否が入り混じった反応が見られます。
批判的な意見としては、
- 「ソフトバンクに行くなんてファンとしては複雑」
- 「ポスティングを利用しておきながら国内他球団に行くのはどうなの?」
- 「システム上問題ないが、これが続くとポスティング自体が疑問視される」
一方で、肯定的な声も多く、
- 「新しい環境での挑戦を応援したい」
- 「ソフトバンクの補強方針としては合理的」
- 「ファイターズが戻ってほしいなら、良い条件を提示するべき」
など、移籍を支持する意見も聞かれます。
上沢の思いと今後の展望
「スポーツニッポン」のインタビューによると、上沢は現在もアメリカでのプレーを視野に入れつつ、日本復帰の可能性も示唆しています。特に12年間在籍した日本ハムへの愛着を語りながらも、どの球団のオファーにも真摯に耳を傾ける姿勢を明らかにしています。
「ファイターズには深い思い入れがありますが、どの球団からも話をいただけるなら一度はお聞きしたいと思っています」と上沢。
ソフトバンクが獲得に動く中、彼の最終的な選択に注目が集まります。日本球界で再びその姿を見せる日は訪れるのでしょうか。今後の動向が大いに注目されます。