名古屋や神戸への移籍が噂されたセルヒオ・ラモス、最有力候補は同じアジア内の…?Jリーグの登録期限は9月6日まで


セビージャFCを退団し、現在フリーエージェントとなっている元スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)。8月31日時点では新たな所属先が決まっていないが、ヨーロッパの主要リーグの移籍市場が閉じた後もフリー選手として移籍が可能であるため、各クラブの注目を集め続けている。
『スポーツゾーン』の8月30日のレポートによると、ラモスはサウジアラビアのアル・シャバブと契約寸前の段階にあるという。さらに、同国のアル・オルーバも彼の獲得を諦めていないと伝えている。
サウジアラビア・プロリーグの2つのクラブがラモスの争奪戦を繰り広げている状況で、レアル・マドリード時代のチームメイトであるクリスチアーノ・ロナウドが所属するアル・イテハドや、ネイマールが加入したアル・ヒラルを相手に、38歳のセンターバックが再びピッチで輝きを見せるのかが注目されている。
一方で、日本でも彼の動向に関心が寄せられている。ラモスは8月20日、自身のインスタグラムストーリーにて、ミズノのロゴが入った名古屋グランパスのユニフォームを着た姿を公開し、一部では「日本でのプレーが実現するのでは?」と話題になった。
ミズノとのパートナーシップもあり、Jリーグでのプレーが期待されていたが、スペインメディアによれば、ヴィッセル神戸がラモスに関心を示していたとも報じられている。ただし、神戸のユニフォームサプライヤーはアシックスであるため、この噂は実現には至っていないようだ。
Jリーグの夏の移籍マーケットは8月21日に終了したが、フリーエージェントの選手に限り9月6日まで登録が可能であるため、まだ移籍の可能性は残されている。
ラモスは当初、ヨーロッパでのプレーを優先したいという意向を示していたが、サウジアラビアのクラブが引き続き有力な移籍先として浮上している。スペインとサウジアラビアの時差が少ないことも、彼の決断に影響を与えているかもしれない。