好調の大谷翔平、10試合で6本塁打!リーグトップに躍り出る

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好調の大谷翔平、10試合で6本塁打!リーグトップに躍り出る

◇ナ・リーグ ドジャース vs. ロッキーズ(2024年6月20日 コロラド)

6月20日(日本時間21日)、ドジャースの大谷翔平投手(29)は、敵地ロッキーズ戦に「1番・DH」として先発出場し、第1打席で今季21号となるホームランを放ちました。この一発で大谷はブレーブスのマルセル・オズナ外野手(33)を抜き、リーグ単独トップに立ちました。6月11日、12日のレンジャーズ戦から続く10試合で6本目のホームランです。また、メジャー通算775安打を記録し、青木宣親(現ヤクルト)を抜いて日本選手として単独3位に浮上しました。

初回、大谷は左投手グッドマンの4球目、89.1マイル(約143.4キロ)のシンカーを捉え、センター方向へ見事なホームランを放ちました。これはドジャース移籍後初、自身7本目の先頭打者ホームランです。

第2打席では、2回に2死一、三塁の場面で際どい内角球を見極め四球を選びましたが、後続が凡退し追加点には至りませんでした。

前日のロッキーズ戦では、2回に走者一掃の適時二塁打を放ち、満塁の場面で今季初の安打を記録しました。また、4試合連続打点を達成し、今季最長タイとなりました。その後、第4打席でもヒットを放ち、4試合連続のマルチヒットも達成しました。

大谷の好調の背景には、新しいルーティンがあります。最近の試合でバットを使って打席の立ち位置を確認し、打席の左足の位置を固定することで安定したフォームを保っています。大谷は「同じ位置で同じように構えるのが大事」と語り、これが好調の要因としています。

さらに、18日のロッキーズ戦では、今季メジャー最長の476フィート(約145.1メートル)のホームランを放ち、リーグトップに並ぶ20号ソロホームランを記録しました。これで日本選手初の4年連続20号本塁打を達成しました。

ムーキー・ベッツや山本由伸などチームの主力が故障で離脱する中、大谷は「不幸中の幸いでムーキーも由伸もシーズン中に戻ってくると思う。みんなでカバーし合っていきたい」と語り、チームを牽引しています。

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