小針陽葉、女子100メートルで連覇 東海高校総体

japansportsbet.com

小針陽葉、女子100メートルで連覇 東海高校総体

© スポーツ報知/報知新聞社

長良川競技場で開催された東海高校総体で、女子100メートル決勝において小針陽葉(富士市立高校3年)が向かい風3メートルの中、12秒02で2位の佐野釉梨(静岡市立高校3年)に0.03秒差で競り勝ち、連覇を達成した。

男子100メートル決勝では土屋太陽(富士見高校3年)が10秒59で連覇を果たし、女子800メートル決勝では遠藤瑞季(富士市立高校3年)が大会記録に迫る2分8秒52の好タイムで初優勝を飾った。

小針は故障に苦しみながらも、見事な復活を遂げた。「うれしいの一言。最後どっちが勝ったかわからなかったけど、自分の名前がアナウンスされて優勝とわかって本当にうれしい」と喜びを語った。予選では11秒94の好タイムを出し、決勝でも向かい風の中で12秒02を記録した。「風がなければ11秒7ぐらいは出たので、合格点です」と手応えを感じていた。

昨年は故障に悩まされた。5月の静岡国際で高校歴代3位の23秒52を記録し、東海総体では短距離2種目と走り幅跳びの3冠を達成。しかし、7月の県選手権で右太ももを痛めてから故障が続き、夏の全国総体400メートルリレーで左太ももを負傷。秋に同じ箇所を再度痛め、今年1月には右太ももの痛みが再発した。

家族の支えを受けながら、リハビリに励んだ。「陸上を辞めたいと思う時もあったが、家族の支えで乗り越えられた」と振り返る。「けがして良かった。自分の走りを見つめ直せることができた」と、前向きな姿勢を見せた。今月27日からはU20日本選手権に出場予定で、「U20世界ジュニアの出場権も懸かるし、全国総体の前哨戦にもなる」と意気込んでいる。

男子100メートル決勝で連覇を果たした土屋太陽は、右手を突き上げて喜びを表現。「うれしくてガッツポーズが出ました」と語った。昨年の全国総体では予選敗退したが、「今年は平常心で臨んで、優勝を目指したい」と力強く語った。

女子800メートルでは遠藤瑞季が2分8秒52で初優勝を果たし、「ベストを出して優勝が目標だった。ただ、もう少しで大会記録だったので悔しい」と語った。決勝前にはチームメイトの小針陽葉の優勝を聞き、「自分も優勝しようと思った」と意気込んだ。

日本TOPスポーツBET
スポべマスター
スポべマスター
極秘スポーツベット協会
スポーツBETの配当知識やスポーツ系BETのジャーナリストとして活動しています。健全にスポーツBETを楽しみ利益を出せる方法など研究しています。
記事URLをコピーしました