山下美夢有、圧巻のプレーでトップに迫る！パリ五輪・女子ゴルフ第3日

パリ五輪・女子ゴルフ第3日（8月9日、ゴルフナショナル）

パリ五輪女子ゴルフの第3日目、山下美夢有選手がトップに1打差まで迫る見事なラウンドを披露しました。スタート時点では通算3アンダーの6位タイだった彼女は、前半でバーディーを1つ獲得し、ノーボギーで折り返し。後半に入ると、10番ホールで圧巻のバーディーを奪い、完璧なプレーで順位を上げていきました。

特に注目すべきは、10番パー4での見事なショット。残り100ヤードからピンそばにピタリと寄せるベタピンショットを見せ、ギャラリーを大いに沸かせました。このショットでバーディーを奪い、さらに池が待ち構える難易度の高い15番でもバーディーを獲得。山下選手は安定したプレーで、首位とわずか1打差に迫りました。

一方、単独首位でスタートしたメトロー選手は、9番でバーディーを奪ったものの、10番でティーショットを池のそばに打ち込むミスを犯し、その後もスコアを落とし、トップの座を失いました。

山下選手は2日目終了時に「最終的にしっかり伸ばすことができた。（トップを）狙える位置に来たので、今日の課題を練習して明日に臨みたい」と語っていましたが、その言葉通り、金メダル争いに加わる可能性を大いに感じさせるプレーで、この日を終えました。

このまま勢いに乗って、最終日の戦いでもトップを狙う山下選手に大きな期待がかかります。

スポべマスター

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