山内日菜子、クラブ8本入れ替えの“荒療治”で今季最高の2位に浮上

◇国内女子ゴルフ◇ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント 最終日（1日）◇GOLF5カントリーみずなみC（岐阜）

山内日菜子が最終日に7バーディ、1ボギーの「66」をマークし、通算9アンダーで2位に輝きました。「きょうは完璧に近いプレーができた」と笑顔で語りました。

後半17番ホールでボギーを叩き、通算10アンダーでトップに立つも、その1打に泣かされる形となりました。それでも「納得のいくプレーができた」と冷静に振り返りました。

今回の成績に至るまでの道のりには、父・克則さんの助言を受け、クラブ14本のうち8本を変更するという大胆な決断がありました。テーラーメイドのドライバーやアイアンにスイッチし、パターも新しいものを投入した結果、「振り抜けば大丈夫」という自信を取り戻したと語りました。

今季24試合中14試合で予選落ちを経験し、シード権維持が危ぶまれていた中で、今回の2位入賞によりメルセデスランキングも92位から66位に上昇。山内選手は「このまま予選通過できないのではと不安だったが、自信を取り戻せた」と、優勝者の竹田麗央選手とハグを交わし、安堵の表情を見せました。

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