日本バスケ協会 東野技術委員長、任期満了前に退任

日本バスケットボール協会（JBA）の東野智弥技術委員長（54）が、来年6月の任期満了を前に退任することが22日に明らかになった。関係者によると、すでに三屋会長らにその意向を伝えているという。パリ五輪後には女子日本代表選手に対して批判的な発言をし、馬瓜エから反発を受けたほか、今月にはレーカーズの八村塁がJBAの強化方針を批判する騒動が起きるなど、協会内で混乱が続いている。しかし、東野氏は以前からパリ五輪を一区切りとして退任を考えており、その意向は退任時期に影響していないとのこと。

東野氏は2016年に技術委員長に就任し、代表チームの強化に尽力。男子代表は2021年東京五輪、そして今夏のパリ五輪と2大会連続で出場を果たし、女子代表は2021年東京五輪で銀メダルを獲得。アルゼンチンの名将ラマス監督の招聘や、ファジーカス、ホーキンソン選手の日本国籍取得を後押しするなど、その手腕が光った。日本バスケの急成長に大きく貢献し、今後は別の役職でJBAに留まる可能性もある。

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