永井花奈＆セキ・ユウティンら4人が首位ターン！ 吉田優利13位、菅沼菜々は苦戦の96位

静岡県の葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース（6454ヤード・パー72）で開催中の国内女子プロゴルフQT（クォリファイングトーナメント）ファイナルステージは3日目を迎えた。各選手がハーフターンを終え、永井花奈、セキ・ユウティン、森井あやめ、入谷響の4人が通算6アンダーで首位を分け合っている。

1打差の5位には林菜乃子がつけ、通算4アンダーの6位タイにはサイ・ペイインと小滝水音が並んでいる。通算3アンダーの8位タイには篠崎愛と安田彩乃が続き、上位争いは混戦模様だ。

ツアー3勝を誇る吉田優利は通算1アンダーで13位タイと健闘。一方、今季シード権を喪失した菅沼菜々は通算11オーバーで96位タイと苦しい展開が続いている。6年ぶりのツアー復帰を目指す大江香織は通算7オーバーで71位タイ、「伊藤園レディス」で復帰した大山志保は通算14オーバーの100位タイと、ベテラン勢にも厳しい戦いとなっている。

QTファイナルステージには、今季シード権を失った選手やステップアップツアー優勝者、プロテスト上位合格者など計104人が出場している。4日間を通じて上位35位前後に入る選手が、来季前半戦（第1回リランキングまで）の出場権を手にする見込みだ。

大会もいよいよ佳境に突入。激しい出場枠争いの中、上位進出を果たすのは誰になるのか、最終日に向けて目が離せない。

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