河本結選手、ブリヂストン・レディースで首位浮上 メンタル強化が好調の鍵


女子ゴルフの国内ツアー、ブリヂストン・レディースは18日、千葉県袖ケ浦CCで第3日を迎えました。通算7アンダーの3位でスタートした河本結選手が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算11アンダーでトップに立ちました。
5年ぶりの国内ツアー優勝を目指す河本選手は好調の要因について、「メンタルの先生と話して、(良いショットが)『打てる』じゃなくて、『もう打ってる』というイメージを作っている。『洗脳』に近い感じだけど」と冗談交じりに語りました。
河本結選手、メンタル強化で好調維持 ブリヂストン・レディースで首位に立つ
18日、千葉県袖ケ浦CCで行われたブリヂストン・レディース第3日目で、河本結選手が通算11アンダーでトップに立ちました。5バーディー、1ボギーのラウンドを終えた河本選手は、その好調の秘訣を語りました。
「去年、ショットのコーチをやめて、メンタルの先生と話し合う中で、私は『打てる』じゃなくて、『もう打っている』というイメージを作るようになりました。洗脳に近い感じですが、これが良い結果につながっています。」
最終日の最終組についても、河本選手は楽しみを隠しません。「一ゴルフファンとして、今の日本ゴルフ界を盛り上げている山下美夢有ちゃんや竹田麗央ちゃんと一緒に回れるのが本当に楽しみです。彼女たちがどんなゴルフをするのか興味があります。」
また、優勝への意識については、「勝ちたいという意識は全くありません。何かをしようとすると良い結果を生まないことが多いので、やるべきことをしっかりして、明日は本当に楽しんでプレーするだけです。それで結果がついてきてくれたら最高です。久しぶりに最終組で回るので、自分がどんなゴルフができるか楽しみです。」と述べました。
「頑張らない」というアプローチについては、「メンタルのコーチと話し合う中でたどり着いた結論です。私はもともと頑張りすぎるタイプなので、それを抑えるようにしています。」と説明しました。
最後に、ギャラリーからの声援についても触れ、「『頑張って』とよく言われますが、私には『楽しんでいけ』という声援が合っているかもしれません。」と笑顔で語りました。
河本選手のメンタル強化がどのように最終日のプレーに影響を与えるか、注目が集まります。