現役ドラフトで13選手が移籍、初の2巡目指名も実施　ドラ1選手3名が移籍、巨人から阪神へも…NPBが発表

「第3回現役ドラフト」では、出場機会を得られない選手の移籍を促進することを目的として、9日に選手の移籍が発表されました。移籍する選手は、DeNAの上茶谷大河投手がソフトバンクに、広島の矢崎拓也投手がヤクルトに、ロッテの平沢大河投手が西武に移籍します。いずれもドラフト1位で入団した選手です。また、広島は1巡目でオリックスの山足達也内野手、2巡目で日本ハムの鈴木健矢投手を指名し、2選手を獲得した球団は今回が初めてとなります。さらに、巨人のドラフト2位で入団した畠世周投手が阪神へ移籍。これにより、計13選手の移籍が決まり、その内訳は投手9人、捕手1人、内野手3人となりました。

第1回（2022年）の現役ドラフトでは、細川成也外野手（DeNA→中日）と大竹耕太郎投手（ソフトバンク→阪神）が成功を収めました。細川は移籍初年度にキャリアハイとなる24本塁打、78打点を記録し、今季もチーム2冠の23本塁打、67打点でベストナインに選ばれました。大竹も2年連続で2桁勝利を挙げるなど、移籍成功の好例となっています。

2023年の第2回では、水谷瞬外野手（ソフトバンク→日本ハム）が1軍デビューを果たし、交流戦MVPにも輝く活躍を見せました。佐々木千隼投手（ロッテ→DeNA）も28試合の登板で防御率1.95と好成績を残し、復活を果たしました。

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