20歳の大藤沙月、世界ランク7位の中国・陳幸同に敗れ8強で大会を終える【卓球 WTTフランクフルト】

2023年11月8日、女子シングルスの準々決勝で、大藤沙月（20歳・ミキハウス／世界ランク10位）が陳幸同（27歳・中国／世界ランク7位）に1-3で敗れた。

2024年4月に世界ランキング復帰を果たしてからわずか7ヶ月でトップ10入りを果たした新星・大藤。長い間、日本勢にとって強敵となり続けてきた陳幸同を超えることが期待されていた。

試合の序盤は、陳選手の多彩な攻撃に対応しきれず、リズムをつかむことができずに劣勢となった。しかし中盤以降、大藤は陳選手のタイミングを崩し、13-11で見事に逆転して先制に成功した。

第2ゲームでも大藤は積極的に攻めてリードを奪ったが、陳の堅実な守備に苦しみ、ミスを誘われて6-11で落としてしまう。その後のゲームも、長いラリーを制した陳に9-11で連取されてしまった。

陳はボールを確実に台に入れる堅実なプレースタイルを貫き、大藤は強打のミスが目立つようになる。さらに、陳に両サイドに振り回され、第4ゲームも6-11で落とし、試合は終了した。

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