日本バレー、世界ランク1位のポーランドに主力温存でストレート完敗

日本バレー、世界ランク1位のポーランドに主力温存でストレート完敗

6月7日、男子バレーボール「ネーションズリーグ(VNL)」予選ラウンド第2週第3戦で、日本代表は世界ランク1位のポーランド代表と対戦し、0-3（17-25、15-25、20-25）のストレートで完敗を喫しました。これにより、日本は福岡ラウンド初黒星となり、大会通算成績は5勝2敗となりました。

すでにパリ五輪の出場権を獲得している日本代表は、本大会の代表メンバー12人に対して、フィリップ・ブラン監督が5日のドイツ戦快勝後、チームの底上げを図るためにメンバーを大幅に変更することを明言していました。この試合では、石川祐希、高橋藍、西田有志ら主力メンバーを温存し、福岡ラウンドで出場機会の少なかった宮浦健人、甲斐優斗、富田将馬、バデダン ラリーら若手選手を起用しました。

試合では、20歳の大学生である甲斐優斗がサービスエースを決め、先発起用の宮浦健人や途中出場の大塚達宣がともに二桁得点を記録するなど善戦しましたが、ポーランドの圧倒的なパワーに屈し、ストレート負けとなりました。

この結果に対して、日本国内では賛否両論が巻き起こっています。一部のファンからは「主力を温存するのも作戦の一つだ」と理解を示す声がある一方、「観客が気の毒だ」と批判する声も聞かれます。

ブラン監督は試合後、「この試合で若手選手に経験を積ませることができた。将来のチームのためにも重要な試合だった」とコメントし、主力温存の意図を説明しました。

日本代表は今後の試合でどのような戦略を採るのか注目が集まります。主力選手の復帰と若手選手の成長に期待がかかる中、今後の戦いぶりが注目されます。

スポべマスター

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