ダルビッシュ、男気あふれる行動でマイナー選手に豪華ケータリングを差し入れ

ダルビッシュ、男気あふれる行動でマイナー選手に豪華ケータリングを差し入れ

パドレスのダルビッシュ有投手(32)が、左脚付け根の張りで負傷者リスト(IL)入りしている中、調整登板のために合流したパドレス傘下マイナー1Aフォートウェイン・ティンキャップスとその対戦相手に豪華ケータリングを差し入れました。この行動に、クラブハウス設備マネージャーのサム・ルイス氏をはじめ、多くの関係者が感激し、SNS上で感謝の意を表しています。
ダルビッシュは、リハビリの一環としてフォートウェイン・ティンキャップスに参加。19日(日本時間20日)の調整登板の際には、グラウンド外での優しさも見せてくれました。ルイス氏はX(旧Twitter)上で、「今週、フォートウェインに来てくれて本当に嬉しかった。今夜は選手たちに食事をごちそうしてくれてありがとう!!」と投稿し、豪華な肉料理やケーキが並んだケータリングの写真も公開しました。
ティンキャップスだけでなく、対戦相手のウィスコンシン・ティンバーラトラーズの選手たちにも料理を振る舞ったダルビッシュの行動に、ルイス氏は「ありがとう、友よ。残りの一年も頑張ってね」と日本語で感謝の言葉を述べました。
メジャーリーグでは、メジャー選手が調整のためにマイナーの試合に出場する際、感謝の意を込めて差し入れをする慣習がありますが、通常は自分の所属チームへのみ行います。しかし、ダルビッシュはカブス時代の2018年にも同様に対戦相手を含めた全員にステーキを差し入れし、話題となりました。今回もその男気あふれる行動が再度注目を集めました。
この行動に対し、日米のファンからは「なんて素晴らしい行動なんだ!!」「ダルさんの差し入れ、さすが」「豪華な差し入れ、神すぎる」「めっちゃ美味しそう」といった賞賛のコメントが相次いでいました。ダルビッシュは4回途中6失点でマウンドを降りたものの、その人柄は多くの人々の心を温かくしました。