巨人・高梨雄平、複数年契約で残留を選択…FA権行使せず、タフネス左腕が来季のリーグ連覇と日本一に向けて全力を尽くす

高梨雄平投手は、国内FA権の申請期限が13日までとなる中で、感謝の気持ちを伝えつつ残留を決断した。

今季は51試合に登板し、4勝3敗、25ホールド、防御率2.04という成績を記録。プロ野球史上10人目となる、入団から8年連続で40登板以上を達成するなど、ブルペンの精神的支柱としてチームを支え、4年ぶりのリーグ優勝に貢献した。

左腕投手は、2020年シーズン途中に楽天から加入し、今季まで4年連続で50登板以上を記録。5年間で通算264登板を達成するなど、コンスタントに第一線で活躍しており、これが彼の大きな強みとなっている。また、後輩選手へのアドバイスも的確で、特に若手投手が多いチームにとっては欠かせない存在だ。

4月にFA権を取得した際には、両親や愛妻、楽天、巨人の関係者、そしてトレーナーに対して感謝の気持ちを率直に語った高梨投手。来季はプロ9年目を迎え、変わらず巨人のユニフォームを着て、リーグ連覇と日本一を目指して全力を尽くす。

また、今季国内FA権を取得した大城卓三捕手（31）についても、球団は複数年契約を提示し、残留を強く望んでいる。

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