DeNA優勝パレード、戸柱「努力が報われた」山崎「素晴らしい景色を楽しめた」中川「今日が一番美しい」横浜が熱狂の渦に
パレード出発前のセレモニーで、三浦監督が挨拶を行った。「26年ぶりという長い年月を経て、皆さまにお待たせしてしまいました。選手たち、スタッフ、関係者、そしてファンの皆さまと共に掴んだ日本一だと思っています。今日は皆さんと一緒に、この喜びを存分に分かち合いたいです。そして、また共に喜び合いたいと思います」と語ると、ファンや関係者から大きな拍手が送られた。その後、三浦監督は南場智子オーナーと共にオープンカーに乗り込んだ。
パレードは、横浜赤レンガ倉庫近くの「横浜ハンマーヘッド」から、横浜スタジアム周辺の「日本大通り」までの約1.5キロを進んだ。監督や選手たちは、ファンと共に日本一の歓喜を分かち合い、感謝の気持ちを伝えるために行進した。
投手陣を牽引し、日本一の栄光をもたらした戸柱恭孝は、パレードバスの上でテレビ神奈川の取材を受けた。声を枯らしながら「報われたと感じています。(声が聞こえにくいので)テロップ、テロップ。ありがとうございます」と話した。山崎康晃は、「長年憧れ続けていた舞台で活躍でき、横浜の街をパレードして素晴らしい景色を見ることができました。来年も頑張りたいと思いながら、今日は思いっきり楽しみたいです。横浜市民の皆さまと共に喜びを分かち合えて嬉しいです。ピッチャーは若い選手もベテランも一丸となって戦うので、しっかりと協力し合って戦っていきたいです。また来年、素晴らしい景色を見られるように頑張ります」と語った。
ドラフト1位の度会隆輝は「皆さんの温かい応援のおかげで優勝できました。皆さんと一緒にこの喜びを分かち合えたことが嬉しいです」と感謝の気持ちを表した。救援でフル回転した中川颯は、「昔から横浜に来ていましたが、今日は本当に一番美しいです。前半は悔しい結果もありましたが、後半は勢いに乗り、チームに貢献できて良かったです。来年もまたこのパレードができるように頑張ります」と話した。
パレード終了後、三浦監督と牧主将がテレビ神奈川の取材を受けた。監督として26年ぶりに優勝パレードに参加した三浦監督は、「たくさんの方々が『ありがとう』と言ってくださり、感動して涙を流している方もいました。改めて、多くの方に応援してもらっていることを実感しました。本当にありがとうございます。選手の時もうれしかったですが、監督としての喜びは一段と大きいです。多くの方々に支えられて、愛されていると感じました。来シーズンはリーグ優勝を目指して、ここにいる多くの皆さまと共にパレードをして、その喜びを分かち合いたいです」と語った。