MLB選手が「一瞥」で退場処分 米ファンの怒り「審判の説明が必要だ」

MLB選手が「一瞥」で退場処分 米ファンの怒り「審判の説明が必要だ」

珍しい退場劇が米大リーグで発生

6月13日（日本時間14日）、ナショナルズの外野手がタイガース戦で異例の退場処分を受けました。試合中、球審を「一瞥」しただけで退場を命じられたことに対し、地元メディアの記者が疑問を呈し、米国のファンからは「信じられない」「馬鹿げている」と怒りの声が上がっています。

この出来事が起きたのは、1-1の6回先頭打者の場面でした。ナショナルズの外野手レーン・トーマスは、外角高めのボールを見逃して三振となり、球審エミール・ヒメネスに一瞥を送りました。彼の態度は落胆の色を示していましたが、口元は動いていませんでした。しかし、球審は即座に退場を宣告。ナショナルズのチームは抗議しましたが、判定は覆らず退場となりました。

地元記者が問題提起、ファンの怒りの声

試合後、ナショナルズの試合を中継するメリーランド州の地元局「MASN」の記者、ボビー・ブランコがSNSに動画を公開しました。「レーン・トーマスが退場させられる際、2年目の球審エミール・ヒメネスに一言も発していない」と述べ、球審の行動に疑問を投げかけました。これに対して米国のファンからは多数のコメントが寄せられ、「これは酷い」「審判の説明責任を果たしてほしい」といった声が多数見受けられました。

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